【SM】レート座談会【シーズン2】
【はじめに】
シーズン1に引き続きメガカイロス軸PTでレート2000を達成できたので、少し早いですが今回も構築記事を書かせてもらいます。
最高&最終レートは2012(画像は古いから順位は変わってます)
使用PTはこちら。
古き良きラグカイロス。
あくまでカイロスを主役にしたくて他メガ枠と600族、準伝は未使用です。
【PT解説】
特に説明もいらないと思いますが、
ラグラージによる起点作成から積みエースにつなげ全抜きを狙う構築です。
基本はカイロスがエースですが、カイロスが刺さりにくいPTにはウルガモスやギルガルドを当てていき、技の一貫を消すために補完としてミトムとナットレイを入れています。
【個別紹介】
①ラグラージ@オボンの実
特性…激流
性格…図太い
実数値…205-×-156-105-113-80
努力値…H236 B252 D20
技構成…波乗り 冷凍ビーム あくび ステロ
起点作成のプロ。
ステロあくびは確定で、タイプ一致技の波乗りと、マンダのケアのために吠えるを抜いて冷凍ビームを入れました。
調整もマンダ意識で、
陽気マンダのすてみでオボンが確定発動するよう調整し、残りをD
・陽気A252マンダ…すてみタックル 50.5~60.3%
下手に耐えられると低乱数+高乱数すてみで落とされるので、HBはこのライン(ほぼぶっぱですが)で良いと思います。
しかしHは実数値204のほうがオボン効率が良いとは思います(ただの振り間違
ただ1耐えすることが何回かあったのでゲン担ぎでそのままに。(あとから計算したらH206でもちょうど50%ダメ入るので、育成し直すならH244振りが絶対いいです)
後だしからでもほとんどのマンダに勝てるキモメン。
特性…怪力ばさみ(メガ後:スカイスキン)
性格…陽気
実数値…141-207-140-×-110-172
努力値…H4 A252 S252
技構成…やつあたり 地震 電光石火 剣舞(ダブルアタックも選択肢)
絶対的エース。相棒枠だけど懐いてはいない。
ラグカイロスといえばさすがに読まれるので、ラグラージの起点阻止のために先発で出てきやすいフシギバナ、レヒレ、ブルル、リザY、ガッサ等を先発で迎え撃つことがお仕事。
やつあたりのダメージ参考
・H252メガフシギバナ...107~126.2%(確定1発)
・HB特化メガフシギバナ…80.2~94.1%(確定2発)ステロ込乱数43.8%
・無振りメガリザードンY…94.8%~112.4%(乱数75%)
・H252カプ・レヒレ…59.9~71.2%(確定2発)
・HB特化カプ・レヒレ…44.1~52.5&(乱数2発)
・HB特化カプ・ブルル…88.1~105.1%(乱数25%)
ダブルアタック(2ヒット)のダメージ参考
・HB特化キノガッサ…162.8~201.2%(乱数2体)
このように相手の起点阻止ポケモンに強いため初手で落としたあとに、後続のラグで展開して勝つというパターンがうまくハマってました。
また、シーズン1ではマンダ入りPTに選出が出来ませんでしたが、上記のラグのおかげで構わず選出が可能でした。
カイロスは流行りのバシャやゲッコウガにも弱くないので、バンク解禁後でも活躍させることができて大満足です。
でんこうせっかのダメージ参考
・無振りバシャーモ…81.3~96.8%(確定2発)ステロ込乱数56.3%
剣舞石化のダメージ参考
・無振りゲッコウガ...87.8~104.1%(乱数25%)ステロ込確定
ゲッコウガは対面からなら非メガ状態で冷ビを耐え剣舞し、返しの石化で倒すという、マンダにはできない動きができます。
③ウルガモス@命の玉
特性…炎の体
性格…控えめ
実数値…175-×-85-205-125-138
努力値…H116 C252 S140
技構成…大文字 ギガドレイン めざ氷 蝶舞
控えのエース。
Cに特化し、Hを定数ダメ意識で175調整したあと残りS(特に明確な調整先はいなかったはず)
技構成はマンマンレヒレやガブ+カグヤ意識です。カイロスだと処理が難しいテッカグヤや浮いている電気が役割対象。
特筆することが思いつかないのでこのくらい。
④ギルガルド@霊Z
特性…バトルスイッチ
性格…意地っ張り
実数値…135-112-170-×-171-112(シールド)
実数値…135-222-70-×-71-112(ブレード)
努力値... A252 D4 S252
技構成…シャドークロー 影打ち 聖剣 剣舞
自慢の受けループ対策で地雷の準速ギルガルド。
ラグラージをワンパンする水Zや眼鏡持ちアシレーヌにも強く出ていけます。
シャドクロZのダメージ参考
・H252アシレーヌ…99.5~117.6%(乱数93.8%)
剣舞シャドクロZのダメージ参考
・HBメガヤドラン…136.6~161.4%(確定1発)
・HBドヒドイデ…100~118.5%(確定1発)
・HBエアームド…96.5~114%(乱数81.3%)
ステロまいたらこいつ1体で受けルは見れるまであります。
⑤ナットレイ@残飯
特性…鉄のとげ
性格…のんき
実数値…181-115-201-×-136-22(最遅)
努力値…H252 A4 B252
技構成…宿木 守る ジャイロ パワーウィップ
補完枠①ここまでで重いガブやランド、テテフ、ガッサを見るために採用。
ステロ下で宿木してるだけでも強いです。
バシャに接触させてカイロスの石化圏内に入れる仕事人。ラグ展開できないときのためにステロも欲しかったが、ミミッキュやメガギャラ、レヒレの起点になるのを嫌ってこの構成。
⑥ミトム@拘り眼鏡
特性…浮遊
性格…控えめ
実数値…157-×-127-172-128-106
努力値…H252 C252 D4
技構成…放電 ボルチェン ドロポン めざ氷
補完枠②飛行、地面、炎技の一貫を消すために最後に入ってきました。タイプの関係上、有利不利がはっきりしており交換を誘発するので後続に負荷をかけるため眼鏡を持たせました。
技構成はドロポン、ボルチェンは確定で、マンダとカイリューに隙を見せないめざ氷。そして眼鏡では珍しいかもですが放電を採用。
高火力+3割マヒは普通に強かった。また10万でないと困る場面もなかったのでかなり使い勝手は良かったです。
PT全体でバトンパに弱いのですが放電を連打して3割の勝ち筋を拾うこともありました。
【選出パターン】
ほとんどコレです。カイロスの項目でも書きましたが、ラグ先発を読んで出て来るポケモンをこちらの先発で処理⇒その後ゆっくりラグで展開するという立ち回りが非常に刺さりました。
カイロス+ガモス+ナットorミトムorガルド
両エースが刺さっていて積みサイクルができそうなとき。飛行と岩の一貫がすさまじいので後続にフォローしてもらう形。
ミトム+ラグラージ+ガルド
受けループが相手のとき。初手ミトムで様子見し、ラグで隙を見つけてステロをまきガルドで全抜く形。
【重いポケモン】
技範囲が広く1体でラグカイロス、ラグガモスを見られると非常に立ち回りが苦しい。
・毒守ドラン、ガルド
ラグの吠えるを切ってるせいで隙を見せるとハメられて終了。
・HDマンダ
ラグの冷ビを余裕で耐えてくる。絶対に許さない。
【最後に】
この記事を最後まで御覧頂きありがとうございます。カイロスを主役にしたいというコンセプトで組んだPTですが、ラグに次いで選出率も高く活躍もしてくれたので満足いく結果となりました。
ラグカイロスという有名な並びを使っているせいか、逆に先発読みがしやすく、それを考慮することで有利な試合運びができたことが2000達成の要因だと思います。
そして、きっとこの記事を読んだ皆様は、これから初手ラグ読みの安易な考えで先発を選びづらくなると思います。そいつは対策されているのです。是非やめてください。
次から私が初手ラグ展開をしやすくなりますので。
何か質問等ありましたらTwitterのほうにお願いします⇒@sindec03